プログラミングを学んで営業マンとしての付加価値を上げる

営業マンがプログラミングを学ぶ

今の時代職種問わずプログラミングを学ぶ方が増えており、理由としては以下のようなものです。

  • つぶしが効くから
  • 副業ができるから
  • 論理的思考力が身に付くから
  • 趣味として面白そうだから
  • プログラミング必修化に伴い若い世代がみんなできるようになるから

どの理由も妥当で、プログラミングを勉強する十分な理由になるかと思います。このように職業問わずプログラミングを学ぶメリットがありますが、営業マンの場合プログラミングを学ぶメリットはより大きいです。その理由について解説していきます。

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営業マンがプログラミングを学ぶメリット

営業マンがプログラミングを学ぶメリットについて解説しますが、大前提として、営業マンが在籍している業界がIT業界か非IT業界かによって話が変わってきます。そのため、それぞれの場合に分けて解説します。

IT業界に在籍する営業マンがプログラミングを学ぶメリット

まずIT業界に在籍する営業マン、IT営業マンがプログラミングを学ぶメリットについてです。ひとことにIT営業マンと言っても製品を販売しているか人材を販売しているかで違いがありますが、今回の話はどちらにも当てはまります。

メリットを先に箇条書きしておくと、以下のようになります。

  1. エンジニアとの会話や顧客に具体的な提案ができる
  2. 論理的思考力が身に付く
  3. 簡単な開発ができるようになる

細かく挙げるときりがないのですが、ざっくり挙げると上記のようなメリットがあります。

エンジニアとの会話や顧客に具体的な提案ができる

まず一番大きなメリットとしては、エンジニアやクライアントと技術に基づいた会話や提案ができるようになることでしょう。

技術内容がわからないまま会話をしていると契約に問題が生じ、なおかつ自分自身も気まずいはずです。私は営業職ではなくエンジニアという立場でしたが、営業の方とクライアント先に伺うことも多かったです。

技術的な話をするためにエンジニアが同行しているので営業職の方が必ずしも把握している必要はないのですが、プログラミングがある程度できた方が話に付いていきやすいかと思います。最低限設計の大枠等がわかっていれば問題はないのですが、その設計もプログラミングができた方が詳細に理解しやすくなります。

論理的思考力が身に付く

またよく言われることですが、論理的思考力が身に付きます。論理的思考力と言うと大げさですが、コンピューターはきちんと筋道を立ててコードを書かないと動きません。筋道を立ててコードを組み立てる習慣が身に付くため、それが日本語での会話や文章作成にも反映されるようになります。

簡単な開発ができるようになる

最後に簡単な開発ができるとエンジニアの手伝い、エンジニアへの転職、副業での受託開発、などができます。営業職はつぶしが効きにくいとよく言われますが、プログラミングスキルを磨くことで付加価値が生まれ、なおかつエンジニアに転職、もしくはフリーで受託するようなことも可能なので、つぶしが効くようになります。

非IT業界に在籍する営業マンがプログラミングを学ぶメリット

IT業界に在籍する営業マンに比べるとメリットは少ないですが、以下のようなメリットがあります。

  1. 論理的思考力が身に付く
  2. 簡単なツールが作れるようになる
  3. 副業ができる

非IT業界に在籍する営業マンの場合プログラミングを日常的に使用する機会は少ないかもしれませんが、思考力を鍛えるには役立ちます。またVBA(エクセルなどでできるプログラミング)によって事務処理を効率化できるなどのメリットもあります。

エンジニアが在籍していない企業では特に事務作業が非効率なケースが多いため、たとえばVBAで簡易的なツールを作れば、業務効率化できるかもしれません。そして最後に副業ができます。会社員の給料に上乗せされ、スキルアップに応じて総収入を増やしていくことが可能です。

プログラミングの学習方法について

プログラミング学習と言っても何から始めれば良いのかわからない、という意見はよく耳にします。結論としては、なるべく簡単なことから始めると良いです。

また勉強方法としては書籍を使ってもネットで情報収集してもどちらでも良いと思います。どの媒体を使っても同じような知識は身に付きます。またはプログラミングスクールを利用するのもありです。

ネットで勉強する場合

ネットで勉強するのであれば、「ドットインストール」や「Progate」などは便利ですね。

ドットインストール 動画で勉強するのに最適なサイト
Progate コードを入力しながら勉強できるサイト

他にもネットで検索すれば基礎を詳しく解説されたサイトが数多く出てくるので、自分が見やすそうなものを選んで読み込んでいけば良いでしょう。基礎的な内容であれば、どのサイトもそれほど大きく解説が異なるわけではありません。

自分が学習を継続できそうなサイトを選べば問題ないです。またScratchについては以下の記事で解説しているので、興味のある方はご参照ください。

Scratchは大人にもおすすめ!とりあえずプログラミングやってみたいなら

書籍で勉強する場合

書籍で勉強する場合、最初はあまり難しくなさそうな書籍を選択すると良いです。また言語については、自分の仕事に比較的関連性の高い言語や、それがない場合人気かつ難易度がそこまで高くなさそうな言語を選択するのがおすすめです。

プログラミング言語は一つ学べば類似する部分も多く汎用性が高いため、どの言語を選択しても無駄になることはありません。言語ごとにおすすめ書籍を紹介しているので、以下の記事をご参照ください。

プログラミング初心者がHTML&CSSを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミング初心者がPHPを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミング初心者がJavaを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミング初心者がJavaScriptを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミング初心者がHTML&CSSを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミング初心者がPythonを学ぶのにおすすめの書籍

プログラミングって何から始めれば良いの?という方におすすめの書籍

プログラミングスクールの利用を検討している場合

プログラミングスクールを利用した方が効率的だと感じる方もいるかもしれません。その場合以下の記事で独学とスクールの比較やスクールの紹介を行っていますので、ご参照ください。

独学 or プログラミングスクール、中立な立場で解説します

難しく考えずに試してみるのがおすすめ

何か新しいことを始める際に腰が重くなるのは無理ありません。特にプログラミングに対しては「難しい」という先入観をお持ちの方も多いかと思うので、余計に腰が重くなるかもしれません。

そこでおすすめの方法は、よくわからなくてもとりあえず自分ができそうな方法で試してみることです。プログラミングの全体像が見えなかったり何が正解なのかよくわからないかもしれませんが、リサーチに時間をかけすぎるといつまで経ってもプログラミングを始めることができません。

多少無駄な勉強をしてしまったり非効率なことをやってしまうかもしれませんが、それも勉強のうちです。最短ルートだけをたどろうとするとかえって非効率になることが多いので、まずは試してみて、わかった情報を反映しながら勉強の方向性を軌道修正していくのが一番手っ取り早いかと思います。

またプログラミング自体試行錯誤の連続で身に付いていくものなので、失敗は当たり前、よくわからないことがあるのは当たり前、むしろ失敗しないと上達しないと言っても過言ではありません。

失敗するのも勉強、むしろ失敗するのが勉強なので、よくわからなくてもぜひ積極的にプログラミングにチャレンジしてみてください。試行錯誤しているうちに徐々に理解が広く深くなり、全体像が見えてきます。

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