ケノンの髭脱毛は毛周期に合わせるべき?剛毛髭と戦った私が解説

髭脱毛の途中経過

上の画像はケノンによる髭脱毛の途中過程です。照射直後で肌が赤くなり、髭がグレーっぽくなっています。

残念ながらビフォーの写真を撮っていないのですが、喉仏まで青かった髭がかなりなくなっています。2年以上ケノンを使用した今現在も髭はある程度残っていて、口髭と顎鬚だけ多少残っている感じです。

とはいえ元の超剛毛髭を考えると、今の状態は最高です。髭を1週間放置しても浮浪者、泥棒、きもい、と言われることがなくなりました。

もともと特に濃かった口周りだけ薄くなって残ったので、案外整えたみたいにいい感じに伸びてくれます。

せっかくなのでちょっとだけ残すか、全部脱毛してしまうか検討中ですね。

髭を含めた私の脱毛結果は以下で紹介しています。

【写真&動画あり】ケノンを始めて2年経ったので結果を報告します!

私はケノンで手強い剛毛髭と戦ってきたわけですが(今はかなり薄くなったので今後脱毛を続けるとしても楽)、剛毛髭と戦い続けてきたからこそわかることがあります。

どうすれば脱毛効果を高められるかいろいろ試行錯誤し、リサーチと実践を繰り返してきたからです。

2年以上剛毛髭とケノンで戦ってきた私からすると、ネット上の情報は実践経験が含まれていない、間違いではないけれど、その考えでやってもたぶん脱毛できないだろう、と思うことが多いです。

そこでこのページでは、剛毛髭とケノンで戦う方法を解説します。特に毛周期の勘違いを解くことは非常に重要なので、その点を意識してください。

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クリニックもエステも毛周期と完全に合致しているわけではない

毛周期

そもそも毛周期って何?という方は以下の記事をご参考ください。

【下手なイラスト付き】ケノンと毛周期の関係!そもそも毛周期って?

毛周期の概念は一応知っておいた方が良いですが、ケノンで髭脱毛する場合毛周期は無視して良いかと思います。

まず髭の毛周期は成長期が4~12ヶ月、退行期と休止期が1ヶ月程度です。そして成長期の毛の割合が50~70%程度です。

とはいえこれらの数字はあくまでも参考程度で、厳密には個人差が大きいようです。

ケノンの推奨照射頻度は2週間に1回になっており、エステやクリニックでは1ヶ月半~2ヶ月に1回照射するケースが多いでしょう。

よく脱毛は毛周期に合わせて行う、と言われますが、実は最初から毛周期と完全に合致した照射頻度にはなっていません。

言ってしまえば、毛周期がこんなもんだし、だいたいこのくらいの照射頻度がちょうど良いのでは?というくらいの照射頻度です。

また毛穴一つ一つ別の周期をたどっているので、毛周期に合わせると言ってもどの毛穴の毛周期に合わせるのか不明です。

毛周期があるので一気にすべて脱毛することが不可能なのは間違いありませんが、だからといって毛周期に完全に合わせるなんてことはそもそも不可能なのです。

ちょっと話がややこしくなりましたが、いまいちよくわからなくても問題ありません。毛周期は目安にしておく程度で、完全に毛周期に合わせるなんてことは不可能なんだな、くらいに考えておくと良いと思います。

どの毛穴の成長期に合わせるの?という話です。

毛周期は無視して照射頻度を増やす

ケノンの仕組み

一応ケノンの公式な照射頻度は2週間に1回になっているので、ここからの話は自己責任でお願いします。肌の状態等を考慮し、無理はしないようにしてください。

その上で私が実践したのは重ね打ち照射頻度アップです。腕、足、脇などは2週間に1回の照射でも十分かと思いますが、剛毛な髭にはそれだと対処できないでしょう。

髭が薄い方は2週間に1回でも問題ないかもしれません。しかし私のようにもみあげと髭が完全につながり、頬や首まで黒々と生い茂る、剃っても青々している、といった方には物足りません。

成長期の毛根に十分なダメージを与えるためには、照射回数を増やすしかないということです。成長期の毛根に十分なダメージを与えられているのなら、次に成長期の毛が出てくるのを待つ必要があります。

しかし逆に言えば、成長期の毛根へのダメージが不十分ならさらに照射した方が良いです。だからこそ「脱毛は毛周期に合わせる必要がある。毛周期を無視して照射しても無意味。」といった意見は半分正解で半分不正解なのです。

なんとなく右から左に流す感じで上記の理論を説明している人が多いように思いますが、実際に剛毛を脱毛してみれば直感的にこの理論が間違いとは言わないまでも当てはまらない場合があることはわかるはずです。

重ね打ちと照射頻度アップについて詳しくは以下の記事で解説しています。

【ケノン歴2年以上】ケノンの重ね打ちはあり?連続攻撃で毛根にダメージを与える

【2年以上の実体験+脱毛理論】ケノンの照射頻度を増やす効果は?

いずれも、成長期の毛に多く照射して確実にダメージを与える、という考え方になります。

ケノンで医療脱毛並の効果が得られる?

もみあげ

ケノンの照射威力を明確に数値化するのは難しいですが、少なくとも医療脱毛に比べると照射威力が劣っていることは間違いありません。エステと比較すると、そこまで変わらないかもしれません。

ではケノンで医療脱毛並の効果を出すのは不可能なのかと言われると、私はそうではないと考えています。

なぜなら、以下のように考えられ、また私自身剛毛な髭がかなりなくなっていて、今後継続すれば完全にツルツルにすることもできそうだからです。

【前提】

  • 髭に10のダメージを与えれば毛が抜ける

【照射威力】

  • 医療脱毛:10
  • エステ:2
  • ケノン:1

数字はあくまでも適当です。ケノンに医療脱毛の1/10の威力しかないのかどうかも不明です。しかし、仮にこれだけの威力差があっても余裕で威力不足を補えるでしょう。

たとえば医療脱毛を1ヶ月に1回行うとします。そうすると1ヶ月に1回髭に10のダメージを与えられるので、脱毛効果としては十分です。

次にエステも同様に1ヶ月に1回行う場合、髭へのダメージは2です。ダメージを足し算していくと、10のダメージを与えるのに5ヶ月かかります。これではダメージは不十分でしょう。

実際、エステで髭脱毛をして効果を実感できずにやめる人も多いようです。タレントのりゅうちぇるさんが、4年エステで髭脱毛をしたけれど抜けなかったと言っていました。

次にケノンですが、週に1回、5回ずつ重ね打ちをしたとします。そうすると、1ヶ月で与えられるダメージは20です。

必要なダメージ量の2倍です。このように足し算方式にダメージが蓄積されるかどうかは不明ですが、少なくとも私自身はダメージを積み重ねられた効果を実感しています。

足し算方式を前提とするなら、ケノンは自由に何回でも照射できるので、威力不足を補うのは余裕なのです。

重ね打ちと照射頻度はどのくらいがベスト?

ケノンの照射面

正直なところ、ベストな重ね打ち回数、照射頻度に関しては私もわかりません。髭の濃さや肌の強さによるでしょう。

私自身は以下のような基準で実践していました。

  • 痛みがなくなり、少し熱いだけになったら重ね打ち終了
  • ヒリヒリして痛みが強くなってきたら重ね打ち終了

照射頻度は週1くらいでやっていましたが、これはちょうどそのくらいで肌が完全回復するからです。ちなみに今は髭もだいぶ薄くなっているので、2~3週間に1回軽く照射する程度です。

重ね打ちすることもなければ、全体に照射するのではなく髭が目立つ部分のみ照射しています。

箇条書した項目を説明しておくと、まず痛みが抜けるのはあくまでも私の感覚です。

特に髭が濃い部分に照射するとある程度痛いのですが、重ね打ちをしているとふと痛みがなくなり、少し熱いだけになることがあります

厳密な原因はわからないのですが、私は毛が毛根から離れて、抜ける状態になったのだと判断していました。毛が離れたから、毛を伝って毛根に熱が伝わらなくなったということです。

実際、痛みがなくなった部位はしばらくしてから毛がなくなっていることが多かったです。

次に、逆に痛みが強くなってきたときも照射をやめていました。理由としては、これ以上やると肌荒れする、肌が回復してから再度追い込もう、と考えていたからです。

ケノンはいつでも自由に使えるので、無理にその日のうちにダメージを与え切る必要はありません。肌の状態を見つつ、追い込んでいけば問題ありません

カートリッジはプレミアムカートリッジで良いと思う

ケノンのカートリッジ

奥がストロングカートリッジで、手前がプレミアムカートリッジです。ストロングカートリッジの方が照射威力が強いのですが、私はプレミアムカートリッジで髭脱毛しています。

理由は、照射威力マックスでストロングカートリッジが1万回、プレミアムカートリッジが50万回(私が購入した頃は30万回)だからです。

重ね打ちしまくると1万回は数ヶ月でなくなるので、プレミアムカートリッジでやっています。50万発はおそらくなくならないでしょう。

私は2年以上ケノンで全身脱毛していて、なおかつケノンを人に貸したりもしています。それでもまだ10万発くらいしか消費していません。

10万発でもかなり消費している方だと思います。またストロングカートリッジとプレミアムカートリッジの違いは明確にはわからないのですが、私が見て使ってみた限り、照射面までの距離が違うだけなのではないかと思っています。

つまり、プレミアムカートリッジの方が白いプラスチックの部分が長く、結果的に照射面が遠くなるということです。

実際ケノンに顎を突っ込んで照射してみたのですが、結構熱くてヒリヒリしました。ストロングカートリッジを普通にやるよりも効いた感じがしたので、照射面までの距離が違うだけなのではないかと考えました。

そう考えるとなるべく照射面に近づけて照射した方が効くので、皮膚をケノンの中に入れるイメージでやると良いと思います。

ただし顎に関しては入れすぎると火傷するので、ご注意ください。私はそれで顎と鼻の頭を火傷したことがあります。

プレミアムカートリッジで、照射威力マックスのシングルショット(連続ショット1回)で重ね打ちしていけば、十分なダメージを与えられるでしょう。

ケノンをまだお持ちでない方は、公式サイトでの購入がおすすめです。Amazonや楽天でも購入できるのですが、保証、付属品、最新版の入手、などの点で公式サイトの方が優れています。

私も最初はAmazonで購入しようとしましたが、やっぱりやめて以下の公式サイトで購入しました。

脱毛器ケノン
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