【元IT企業人事がリサーチ】テックアカデミーの特徴、評判

テックアカデミーのオンライン学習

テックアカデミーは数あるプログラミングスクールの中でもトップクラスに有名かつ人気があります。プログラミングスクールについて調べると必ず目にするくらいですが、評判としては賛否両論です。

結果的に、このままテックアカデミーに決めてしまって良いのか迷っている方も多いでしょう。とはいえ時間は有限で、プログラミングスクール選びに迷っている時間ははっきり言ってもったいないです。

決して適当に決めるべきと言っているわけではなく、時間が有限であることを意識しつつ、テックアカデミーに決めて良いのかどうかを考察していきます。テックアカデミーの公式サイトをさっそく確認したいという方は、以下の公式サイトをご確認ください。

テックアカデミー
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テックアカデミーの特徴

テックアカデミーには以下のような特徴があります。ちなみに人気があって卒業生が活躍していることは言うまでもないので割愛しています。

  • 完全オンラインで完結
  • Ruby on Railsが目玉
  • 就職サポートがある

以上のような特徴があります。

完全オンラインで完結

テックアカデミーはどのコースを選択しても、申し込みから学習終了まですべてオンラインで完結します。もちろん最初の無料体験もオンラインです。具体的にオンラインで何をするかですが、週に2回、1回30分講師にオンラインで指導してもらいます。

講師は15時~23時の8時間待機しているので、時間を合わせて予約する流れです。指導自体は比較的短いのですが、いつでもSlackというチャットアプリで質問できます。待機時間中であれば数分程度で返信が来ることも多いです。

プログラミングはエラーを解決できない(通称ハマる)ことが多いので、いつでも自由に質問できるのは大変ありがたいですね。

Ruby on Railsが目玉

テックアカデミーにはいろいろなコースがあるのですが、もっともメジャーなのはWebアプリケーションコース(Ruby on Rails)でしょう。Ruby on RailsはRubyというプログラミング言語のフレームワークです。フレームワークはプログラミングの土台となるツールなのですが、この辺も実際に勉強が始まってから体感すれば問題ありません。

Rubyはプログラマーとして会社勤めを目指す場合はもちろん、在宅でできる受託案件も豊富な言語です。私は会社員の頃JavaやCOBOLをやっていたのですが、在宅OKの仕事があまりなかったのでフリーランスになるにあたってRubyを勉強したくらいです。

有名どころだと、twitter、食べログ、クックパッド、クラウドワークス、などは土台がRubyで作られています。あとJavaとかPHPはいろんなフレームワークが使われていますが、Rubyに関してはRuby on Railsの独壇場です。

Ruby on Railsをやっておけば、会社勤めする場合も個人で仕事を請け負う場合もばっちりです。あと一発当てることを夢見て個人でアプリを作る場合なんかにも便利ですね。

就職サポートがある

Javaコース限定、18歳以上30歳未満限定という条件はありますが、テックアカデミーには就職サポートがあります。まずJavaコースに限定されている理由ですが、Web業界やフリーランスや個人の受託仕事だとRubyの案件は多いものの、SIerなどの会社での請負仕事だとJava案件がまだまだ多いからです。

年齢の制限に関しては、SIerだと特に若い人の方が安い給料で頑張ってくれるし、現場の上司としても使いやすいから、といった理由があるでしょう。受託案件なら年齢などは関係ないので、就職サポートに関してはあくまでも限定的な話です。

ちなみにSIerってなに?という方はとりあえず気にしなくて大丈夫だと思います。興味があればまた調べてみるか、以下のページでも紹介しています。

SIerに転職したい!その前にSIerの種類って?

テックアカデミーの評判

次にテックアカデミーのリアルな評判です。

テックアカデミーの良い評判

まずはテックアカデミーの良い評判を紹介します。

メンターからエラー解決の助言を受けられた

プログラミングスクールを利用する一番のメリットだと思います。もちろんモチベーションアップや学習効率アップというメリットもありますが、プログラミングでもっとも辛いのはエラーから抜けられないときでしょう。

本を読んだりググればなんとかなることもありますが、ピンポイントで答えが見つからない、そもそも原因がわからない、なんてことも多々あります。一人で勉強していると、一つのエラーで丸一日、それ以上の時間を潰してしまうこともあるくらいです。

この時間も無駄ではないのですが、できれば早めに講師に質問して解決した方が良いです。丸一日悩む問題がわずか数分で解決するくらいの違いが出る場合も多いため、個人的には講師に質問できるメリットは大きいと思います。

メンターが相談しやすい人柄

メンターから助言を受けて問題を解決できるメリットは大きいですが、メンターが相談しにくい人だとこのメリット得られません。テックアカデミーの講師に関する評判はいろいろありますが、相談しやすいという評判もあります。

アウトプットを通して実践的なスキルが身に付いた

テックアカデミーは、プログラミング未経験のレベルから、実践的な開発ができるレベルにまで持っていきます。初歩的な学習だけで終わってしまう、初心者に難しいレベルのことばかりやる、といったプログラミングスクールもありますが、テックアカデミーでは基礎から応用まで短期間で学習します。

その分しっかり取り組まなければならない大変さはありますが、卒業後一人でWebサービスを開発できる目途が立ちます。今後就職するにも、個人開発するにも役立つでしょう。

卒業後にスキルを活かせた

テックアカデミー卒業後に、インターンで採用された、就職できた、といった口コミがあります。テックアカデミーでの学習を経て、社会人エンジニアとしてスタートラインに立つことができます。

スタートラインに立てばあとは仕事やそのための勉強を通じてどんどんスキルアップしていけるので、最初の一歩をテックアカデミーで踏み出し、その後の良い流れを作っていくことが重要です。

こちらも似たような口コミです。

Webアプリケーションとフロントエンドコースが良かった

テックアカデミーのコースの中でも良し悪しがあり、Webアプリケーションとフロントエンドコースが良かったという口コミです。プログラミング言語で言えば、RubyとJavaScriptです。

テックアカデミーの悪い評判

次にテックアカデミーの悪い評判を紹介します。

講義がサラッと終わってしまう

プログラミングスクール全般に言えることですが、自発的に学習する必要があります。中にはあまりやる気がないまま受講している人もいますが、それに対して講師はあまり強く咎めたりはしないでしょう。

なぜなら子供ではないので、大人が自己責任でお金を払って講義を受けているという前提があるからです。たとえば仕事が忙しくて講義に集中できていない、講義までにやっておかなければならないことができていない、といったことがあってもすべて自己責任です。

スキルが身に付かないままコースが終了してしまうだけなので、自己責任で学習に取り組む姿勢が重要です。

サポートの時間が微妙

受講生の口コミではないのですが、チャットサポートの時間が微妙なので受講を迷っている、という方がいるようです。テックアカデミーのサポート時間は15時~23時の8時間なので、深夜や早い時間帯はやっていません。

基本的にプログラミングは自分で考える時間、経験者にサポートしてもらう時間の両方が重要なので、時間帯で分けて考えるのが得策でしょう。実際の開発現場などでも同じですが、いったんは自分でよく考える、解決できない場合に誰かに質問する、という流れが一般的です。

私が現場での開発や人事をやっていた頃、ベテランの人たちが、「若手が全然質問せずに一人で悩んでいることが多い」「調べればすぐにわかることをいちいち質問してくる」と一見矛盾することを言っているのをよく耳にしました。

自分で調べる

無理そうなら質問する 

プログラミングでは特にこの流れが重要なようです。私自身も、勉強するとき、開発現場で仕事をするとき、どちらもこんな感じでやっていました。また若手の人に対しても同じことを言っています。

プログラミング教室で学んだくらいで調子に乗るな

プログラミング教室を卒業した段階というのはあくまでもスタートラインなので、そのくらいで胸を張るのはどうかと思う、という意見です。一理ありますが、実際のところプログラミングは0から1のスタートラインに立つハードルがけっこう高かったりします。

まったく未知の世界に踏み出すわけなので、心理的な障壁があるのは当然でしょう。逆に言えば、一歩踏み出せばそこからは抵抗なく進んでいくことができます。語学などと違って実際に使っている様子を想像しにくいので余計そうなるのだと思います。

胸を張るかどうかはどちらでも良いのですが、迷っているならチャレンジしてみるのがおすすめです。今後プログラミングがより身近なものになり、またちょっとした副業なんかでも使えるものなので。

CMの声がうざい

どのCMかはわからないのですが、世間が「プログラミングは重要」「プログラミングの勉強をすべき」などとうるさいことに対しての怒りもあるのかもしれません。全然違うかもしれませんが。

個人的にはプログラミングも英語などと一緒で、必須というわけではない、できれば便利、というものだと思います。目的によっては必須なのですが、できなければ生きていけない、稼げない、というわけではありません。

とはいえ一つの大きな武器になるのは事実なので、プログラミングができると便利だと思います。たとえば何かWebサービスを作るとき、自分にプログラミングスキルがあれば人を雇うコストを抑えられ、また外注した場合も自分でソースコードを確認できます。

一方でプログラミングができない場合、自分の思いついたWebサービスを作るのにすべて外注化、コストがかかるのでその分リスクも大きい、ということになります。

自分自身にプログラミングスキルがあれば、コスト削減やリスク回避のための武器にもなりますね。就職する場合も選択肢が広がります。

とりあえず無料体験を受けてみるのがおすすめ

他のプログラミングスクールと迷っている、そもそもプログラミングスクールを利用するか迷っている、という方も多いでしょう。最終的にどうするかはいったん置いておいて、とりあえず無料体験を受けてみるのがおすすめです。

情報収集だけではわからないこともありますし、情報収集は面倒くさくて時間がかかる上になんのスキルにもつながらないですからね。労力と時間をかけるなら、やみくもにネット検索を続けるよりは無料体験を一度受けてみた方がお得と思います。

詳しくは以下の公式サイトからご確認ください。

テックアカデミー

また先におすすめのコースを把握しておきたい方は、以下の記事をご確認ください。

テックアカデミーのおすすめコース!目的別に3択です

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