テストステロンを増やすと男らしくなる、健康になる、ポジティブになる、などいろいろなメリットがあります。ここ数年特に注目度の上がっているホルモンなので、ご存じの方も多いでしょう。
そして特に注目されているポイントが、モテ効果ではないでしょうか。テストステロンは女性を本能的に惹きつけるホルモンで、テストステロン値を高めることでモテるようになる、ということです。
モテ効果について詳しくは以下の記事で解説しています。
モテにはテストステロンのコントロールが重要!メリデメを理解する
テストステロンを増やすとモテ効果がありますが、メリット、デメリットがあり、特に高テストステロンに多い浮気問題、攻撃性問題、非家庭的問題、などは対処が必要、といった内容になっています。
そしてこのページでは、モテ効果のあるテストステロンを増やす方法について解説します。
テストステロンは気持ちの変化だけですぐに変動する
まず大前提として、テストステロンは気持ちが変わっただけでもすぐに変動するものです。たとえば、スポーツの試合や選挙に勝つとテストステロン値が上昇し、逆に負けると減少します。
このようにテストステロン値は簡単に変動するものですが、目標としてはテストステロン値の平均値を底上げするイメージです。
肉体的、精神的に変わることで、テストステロンの下限値も上限値も高い値に持って行きます。
テストステロンを増やす方法
テストステロンを増やす方法は以下です。
- バランスの良い食生活
- 適切な睡眠
- 筋トレ
- 前向きな思考、行動
バランスの良い食生活
テストステロンだけでなく、ホルモン全般食べた物から作られます。そのためバランスの良い食事は必須です。必要な栄養を摂取できていないと、筋トレしても無意味です。具体的に必要な栄養に関しては、以下の記事で解説しています。
内容は筋肥大に必要な栄養ですが、そもそも筋肥大に必要な栄養自体が健康に生活する上で必要な栄養と同じです。目的に応じて分量が変わるだけです。
テストステロン値を増やしたい場合筋トレもやった方が良いので、筋肥大を狙う食事をすれば間違いないでしょう。ちなみに筋トレダイエットの場合も摂取すべき栄養自体は同じで、目的に応じて摂取カロリーや栄養バランスが変わります。
詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
適切な睡眠
睡眠は健康的な生活に必要不可欠のもので、極端な睡眠不足は死を招くほど危険です。そして、テストステロン値を高める上でも欠かせません。ただし寝れば寝るほどテストステロン値が高まるというわけではなく、あくまでも睡眠不足にならない、適切な睡眠が重要です。
寝すぎても睡眠が浅くなり、いっぱい寝ているはずなのに眠い、生活リズムが狂う、といった現象が起こります。また筋トレと睡眠の関係については以下の記事で解説しています。
筋トレ
他の人よりもテストステロン値を上げてモテたいのであれば、筋トレするのが良いです。上に挙げた栄養、睡眠と合わせて取り組めば相乗効果があります。逆に言えば筋トレをしていても栄養、睡眠の観点が抜けていると効果が落ちるどころか疲労が抜けずに逆効果になる可能性もあります。
筋トレをしたら、しっかりと栄養と睡眠をとることが必要です。また筋トレはただがむしゃらにやるのではなく、正しい知識を持って実践することが重要です。正しい知識があれば根性や無駄な時間やお金を使う必要もないので、少し極端に言えば筋トレは正しい知識がすべて、とも言えるでしょう。
具体的に知っておくべきことについては、以下の記事でまとめています。
ジムのトレーナーなどでも明らかに無駄なことをやっていて、結果的に全然筋肥大できていない人も多く見受けられます。もちろん正しい知識でしっかり筋肥大しているトレーナーもたくさんいます。
プロに任せることも効果的かもしれませんが、絶対的なものではなく、また正しい知識を身に付けることはそこまで大変でもないので、この機会にぜひ筋トレの正しい知識を身に付けていただければと思います。
前向きな思考、行動
テストステロンは肉体だけでなく、精神の状態にも影響されます。以下のような気持ちや行動により、テストステロン値が上がります。
- 大きな目標を持つ
- 自分はできると考える
- 何事にも積極的に行動する
- 課題を解決して達成感を得る
以上のようなことをすればテストステロン値が上がりますが、はっきり言って難しいです。私自身あまりできておらず、どうすれば前向きになれるか常に模索しています。
どうしても気分の浮き沈みもあれば失敗することもあるので、ある意味確実な筋トレの方に頼っています。詳しくは後述しますが、筋トレをしてテストステロン値を上げれば前向き思考になる、という作用もあり、実際筋トレをした直後などはやる気や達成感があります。
テストステロン値が上がると基本的に前向き思考になりやすく、前向き思考になればテストステロン値が上がります。このように正のループになればテストステロンは上がりやすくなるでしょう。詳しい流れは後述します。
テストステロンが減る原因
テストステロンを増やすためには、なるべく減らさないことも重要です。そして、以下のようなことをするとテストステロンは減ってしまします。
- 偏った食生活
- 睡眠不足
- 運動不足
- ネガティブ思考
- 過度な飲酒
- 喫煙
- 過度なストレス
ほとんどテストステロンを増やす方法の裏返しですが、上記のようなことが起こるとテストステロン値が減少します。お酒に関しては適度なら大丈夫なようです。むしろストレスが発散され、テストステロン値が上がるケースもあるようです。
飲酒、タバコと筋トレの関係について解説しているページがあるので、興味のある方はご参照ください。
どちらも筋トレとの関係なので厳密にはテストステロンとは異なりますが、筋肥大を阻害するということは、テストステロン値を下げることにもつながります。
また筋トレしていない人であっても、体に筋肥大を阻害するような負荷をかけているということは、テストステロンを含めてホルモンバランスに悪影響を与えている可能性が高いでしょう。
ストレスは避けられない・・・
脳がストレスを感じるとホルモンの分泌が抑制されるため、テストステロンの分泌量も減ってしまいます。とはいえ、じゃあストレスをなくせるかと言われればそれは無理です。
そんな簡単にストレスをなくせたら誰も苦労しません。中には例外もあるかもしれませんが、ほとんどの方は何かしらのストレスを抱えていて、特に資本主義社会で生きていくのは大変です。
経済的に苦労していたり、お金はあっても仕事に忙殺されて苦労している、なんてことも多いでしょう。人間関係でストレスを抱えている方も多いと思います。
そこで、私自身は筋トレからテストステロンを増やすループを作るよう心掛けています。
筋トレでテストステロンを増やすと正のループに入る
上で説明したことをまとめると、肉体、精神、両方のアプローチからテストステロンを増やせるということでした。そして、テストステロンを増やすと筋肉が付きやすくなり、また前向き思考になります。
図にすると以下のようなループになります。
筋肉が発達したり、プラス思考になるとテストステロンが増え、テストステロンが増えると筋肉が発達しやすくなり、プラス思考になります。このように、ループの関係になっているのです。
当然逆のことも起こります。図にすると以下です。
私自身、ストレスをなくせ、プラス思考になれ、と言われてもはっきり言って無理です。しかしこのままだと負のループに入ってしまいます。そこで私は、筋トレをして正のループに入るように心掛けています。
筋トレをしてテストステロンが増えると思考もプラスになり、またそう思い込むことで余計にプラス思考になると思います。
ストレスやネガティブな気持ちを吹き飛ばす気持ちで筋トレすると良いのではないでしょうか。