システムエンジニアはフリーランス、ノマド、在宅といった働き方にシフトしやすい職種です。完全リモートで作業している方も多いでしょう。私自身もそうです。Web系のプログラミング案件などは特に場所の制約がなくて納期内に納品すればOKの場合が多いですが、インフラエンジニアについては話が別です。
そこでこのページでは、インフラエンジニアのフリーランス案件や在宅案件について説明します。あと一応念のため、サーバーエンジニアやネットワークエンジニアとインフラエンジニアの関係についても簡単に説明しておきます。
インフラエンジニアとは？サーバーエンジニア、ネットワークエンジニアとの違いも説明
インフラエンジニアのフリーランス、在宅案件があるかどうかの前に、一応サーバーエンジニアとネットワークエンジニアとの違いについて簡単に説明しておきます。実際これら三つには明確な定義や区分はないのですが、イメージとしては以下のようになります。
インフラエンジニア ＝ サーバーエンジニア + ネットワークエンジニア
正直なところ、これが本当に正解かと問われると微妙なところです。というのも、プロジェクトによって用語の使い方は様々で、区分する意味もあまりないからです。用語の通りサーバーエンジニアはサーバーを、ネットワークエンジニアはネットワークを担当するのですが、実際は両方ともやることが多いです。
つまり、同じプロジェクト内にサーバーエンジニアとネットワークエンジニアの両方がいることはほぼなくて、同様にインフラエンジニアと重複することもありません。どの用語も、インフラ担当を指していると考えておけば良いかと思います。
ちなみに、データベースエンジニアは別です。なんとなくイメージ的に特にネットワークとデータベースを混同して理解している方もいるかもしれませんが、データベースエンジニアはシステム内で扱うデータを入力、出力するための設計や管理を行う仕事をやっているので、インフラとは明確に異なります。
インフラエンジニアのフリーランス案件は多い
インフラエンジニアのフリーランス案件は多いです。詳細は見にくいかもしれませんが、以下はレバテックフリーランスのインフラエンジニア向け案件です。公開求人でも200件以上ありました。
登録などはしなくても案件を確認できるので、気になる方は見てみてください。
左上のロゴをクリックすると案件が見れるページに飛びます。飛んだ先ではタブ「案件検索」にカーソルを当て、出てきた「インフラエンジニア案件」をクリックすれば案件の一覧が見れます。
また上で説明した通り、サーバーエンジニアとネットワークエンジニアもインフラエンジニアとほぼ同義です。レバテックフリーランスでは案件検索では「インフラエンジニア案件」となっていますが、募集要項のタグはインフラエンジニア、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、などとなっています。特に区別して考える必要はないでしょう。
インフラエンジニアの在宅案件の状況
次にインフラエンジニアの在宅案件についてですが、現状ほとんどありません。上で紹介した案件も、ほぼすべて、もしくはすべて現場常駐の案件です。残念ながら、インフラエンジニアが在宅案件を探すのは難しいでしょう。
どうしても在宅やノマドで仕事したいと思うのであれば、プログラミングのスキルを磨くのが得策です。インフラエンジニアならバッチやシェルの扱いには慣れているはずなので、プログラミングの上達もまったくの未経験者よりは明らかに早いはずです。
そして環境構築に関してはシステムエンジニアよりもむしろプロなので、プログラミング以外の余計なところでつまづくことがありません。プログラミングの勉強方法や、フリーランスの仕事の受託方法等については以下にまとめています。
