【下手なイラスト付き】ケノンと毛周期の関係!そもそも毛周期って?

毛周期

毛には毛周期(もうしゅうき)というものがあります。厳密には少し違うのですが、イメージとしては毛の生え代わるサイクルのようなものです。

よく「脱毛は毛周期を意識してやらなければならない」といったことが言われますが、実際のところ毛周期と脱毛サイクルはどのように関係しているのでしょうか。またケノンの場合どうなのか、といったことについて解説します。

【この記事の要点】

  • 毛周期には成長期、退行期、休止期がある
  • 成長期は部位にもよるが3ヶ月~2年程度続く
  • 実は脱毛に毛周期はそこまで関係ない
  • ケノンを使う際は毛周期を意識する必要はない(ただしサイクルがあって一気に脱毛することは不可能、などの基本概念は理解しておく必要がある)
  • ケノンの威力は店舗に劣るものの、重ね打ちや照射回数を増やすことで余裕でカバー可能、むしろ回数を上げればケノンの方が効果が高いとも考えられる
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毛周期の基本

毛のサイクルは以下のようになっています。

毛周期

絵も字も苦手なのでひどいものですが、内容だけ伝わればそれでご容赦ください。毛周期は成長期、退行期、休止期の3つで成り立っています。そして照射の効果があるのは成長期の毛だけです。

退行期の毛は毛穴の奥から離れているので毛根にダメージを与えることができず、休止期に至ってはそもそも光が反応する毛がありません。ケノン、サロン、クリニックなどの照射は黒い部分に反応するので、黒い毛が毛根の奥にしっかりとくっ付いた状態でないと毛を伝ってダメージを与えることができないのです。

詳しくは以下の記事で解説しています。

【下手なイラスト付き】ケノンで脱毛できる仕組みは?なんで毛がなくなるの?

毛周期のサイクルは部位によって異なりますが、だいたい3ヶ月~2年程度成長期が続きます。

なぜクリニックやサロンは毛周期を主張するのか

足の毛

クリニックやエステで話を聞いたり、ホームページを見ると、「毛には毛周期があるから脱毛頻度は1ヶ月半~2月に一度が目安」「毛周期に合わせて成長期の毛に照射する」といった情報が入ってきます。

実はこの話は間違いではないのですが、多くの人の勘違いの原因にもなっています。なぜなら、クリニックもエステも毛周期に合わせて脱毛しているわけではないからです。

そもそも成長期の毛が存在する期間は脱毛の照射サイクルよりも長いですし、またすべての毛穴が同じサイクルをたどるわけではありません。

1つ1つの毛穴はサイクルがバラバラです。つまりいつ照射しても一定数の毛穴には効果があるのです。

ではなぜクリニックやサロンが毛周期を強調するのかですが、「一気にいっぱい照射したからといってすぐに毛がなくなるわけではない。脱毛は長期的にやらなければならない。」といったことを伝えたいからです。

厳密には毛周期に合わせて照射しているわけではないのですが、今成長期の毛にダメージを与えたら、しばらく新しい成長期の毛が増えるのを待つ必要があるのは事実です。

クリニックやサロンは照射頻度に余裕を持たせている

クリニックやサロンでの照射頻度の目安は、だいたい1ヶ月半~2ヶ月程度です。これは毛周期のサイクルよりは短いのですが、最短で効果を出すための頻度になっているかと言えばそうではありません。

強いて言うなら、少ない照射回数で、なおかつ比較的短い期間で効果を出しやすい頻度と言えるでしょう。毛周期に合わせているわけではありませんが、ある程度成長期の毛が生えてくるまで待つ必要があります。

あくまでイメージですが、たとえば1ヶ月に一度照射したら1年半、2ヶ月に1度照射したら脱毛に2年間かかるとします。そうすると、前者は合計18回、後者は12回の照射回数になります。

上記はあくまでもイメージなのですが、成長期の毛がある程度戻ってから照射した方が効率的で、効率重視であるクリニックやサロンは1ヶ月半~2ヶ月のサイクルを選択しているということです。

ケノンの照射サイクルが短い理由

ケノンのハンドピースのアップ

一方で、ケノンの照射サイクルは2週間が推奨されています。これはケノンの説明書にも明記されています。なぜケノンがクリニックやサロンよりもサイクルが短いのかは書かれていませんが、以下のような理由が考えられるでしょう。

  • クリニックやサロンのように効率を重視する必要がない
  • 気軽にいつでも照射できるのでサイクルが短くても負担が少ない
  • 肌荒れの状態などを自己判断できる
  • 家庭用脱毛器は威力が弱い分回数を稼いだ方が良い

ケノンは効率を重視する必要がない

まずクリニックやサロンはなるべく少ない照射で多くの人を脱毛させ、店舗を効率的に回転させる必要があります。そのため、たとえば2ヶ月だけ早く脱毛を完了させるために2倍の量照射するサイクルで脱毛プランを立てる、といったことは難しいのです。

一方でケノンの場合照射回数を増やしてもデメリットは少なく、カートリッジの減りが早いくらいです。とはいえカートリッジも初期の状態で使い切れないくらい照射可能で、私自身2年以上使用、また他の人に貸したりもしている、といった状況ですがまだ1/3も使っていません。

私が購入した頃は最大出力での照射回数が30万発でしたが、現在は50万発です。今後もっと増える可能性もあります。50万発使い切った人いるのか?と思うくらい果てしない照射回数なので、制限は気にせず使って問題ないでしょう。

照射回数が多いカートリッジはプレミアムカートリッジで、私を含め多くの方はこのカートリッジをメインに使っているかと思います。私がケノンを購入したときはこれにプラスしてストロングカートリッジというものが付いており、それは最大出力で1万発照射できます。

私はとりあえずプレミアムカートリッジですべて事足りているのでストロングカートリッジはほとんど使用していませんが、照射面までの距離がやや近いため結果的に威力がある程度強くなるようです。

とはいえ髭の剛毛などもプレミアムカートリッジの重ね打ちで対応可能でしょう。

ケノンは気軽にいつでも使える

ケノンは自宅でいつでも気軽に使えます。クリニックやエステの場合予約してから実際に足を運ぶ必要があり、また脱毛ブーム、もはや脱毛が一般化している、という今の時代なかなか予約が取れなかったりします。

クリニックやサロンは多少長引いても効率的に少ない照射回数で終わらせざるを得ない状況なので、脱毛サイクルが緩やかになるのです。その点ケノンは自宅でいつでも気軽に使えるので、照射サイクルを長くする必要がありません。

強いて言うなら、本人があまり気が向かなかった、面倒くさかった、といったことが続けば照射サイクルが長引きます。

ケノンを1回使用するのにどのくらい時間がかかるかについては、以下の記事で解説しています。

ケノンでの全身脱毛にかかる時間は?1回当たりの使用時間の目安

セルフ脱毛なら肌荒れの状態などを自己判断できる

クリニックやサロンの場合、肌の回復期間の観点でも余裕を持たせています。たとえばせっかく予約をして来てもらったけれど、前回の照射のダメージがまだ肌に残っている、そこにまた照射するのは厳しい、といったことになるとお店にとっても本人にとっても損失です。

また単純に肌の強さには個人差があるので、どちらかというと肌が弱い人に照準を当てて脱毛プランを組んだ方が万人が施術を受けられます。

一方で、ケノンの場合は本人が自分の肌に合わせて照射することが可能です。たとえば肌の状態が良ければ照射して、肌の状態があまり良くないときはケノンはやめておいて肌を休ませる、などの判断も自由です。

ケノンは照射威力を補うことが可能

ケノンは家庭用脱毛器であるため、どうしても威力の点でクリニックに劣るでしょう。具体的にどの程度違うのかは不明ですが、少なくともクリニックよりは確実に照射威力が弱く、おそらくサロンの高価な機器よりも弱いだろう、といった感じです。サロンとケノンではあまり変わらないという声もあります。

しかし、威力が弱いから脱毛できないというわけではなく、ケノンは重ね打ちや照射頻度を上げることでサロン以上、場合によってはクリニック以上の効果を発揮できるかもしれません。詳しくは、以下の記事で解説しています。

【ケノン歴2年以上】ケノンの重ね打ちはあり?連続攻撃で毛根にダメージを与える

【2年以上の実体験+脱毛理論】ケノンの照射頻度を増やす効果は?

ケノン、エステサロンの双方の口コミや私自身のケノン使用経験から考えて、エステサロンよりもケノンで高い効果が得られることは確信しています。なぜなら同じ光脱毛であれば、多少威力が弱くても照射回数、頻度を上げれば余裕で補えると思うからです。

クリニックの場合は光脱毛で威力が強いため、ケノンをひたすら繰り返した場合との比較が難しいでしょう。ケノンをどれだけ照射すればクリニックのレーザー脱毛に匹敵するのかはわかりません。

しかし照射回数、照射頻度を上げることでケノンの効果が高まり、脱毛効果が不十分ということはないはずです。

ケノンは自由に使えて確実に脱毛効果を得られる

足の毛

ケノンの照射威力が店舗に比べて劣ることは否めないでしょう。どの程度差があるかは不明ですが、特にクリニックの医療脱毛に比べると劣るはずです。サロンとは光の種類が同じなのでもしかすると大差ないのかもしれませんが、ケノンの方が劣っている可能性もあります。

しかし、ケノンでも確実に脱毛効果を得られる、少なくともサロンよりは高い効果が得られる、と私は確信しています。なぜならケノンは自由にいつでも何度でも照射できるので、多少の威力不足は余裕でカバーできるからです。

実際私自身2年以上ケノンを使用していますが、剛毛だった髭の一部が残っているだけで、後は全身ほぼツルツルです。毛がほぼ生えてこないので体にケノンを使用するサイクルも1ヶ月~2ヶ月に一度になっており、それも少し伸びてきた毛に剃らずにそのまま照射する程度です。

髭に関してはまだ残っているので2週間に1度ある程度重ね打ちしています。私の髭はもともともみあげも口回りもすべてつながるほど濃く、頬や首にも生えていました。当然剃っても青々としていて、よく泥棒とかカールおじさんとか言われていました。

まだ残ってはいますが、今は髭を放置しても整えた風に少し生えるだけなので非常に助かっています。

私の脱毛体験について詳しくは、以下に写真付きで紹介しているので、ぜひ見てみてください。

【写真&動画あり】ケノンを始めて2年経ったので結果を報告します!

またケノンを購入するのであれば、以下の公式サイトからの購入がおすすめです。

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