フリーランスにおすすめの会計ソフト（クラウド）3選+1！

フリーランスは嫌でも日々の帳簿付けと確定申告をしなければなりません。帳簿と確定申告だけやるのであればさほど大変ではないかもしれませんが、当然本業があります。本業で忙しいのに帳簿や確定申告なんかに時間をかけたくない、というのが大半のフリーランスの方の意見でしょう。

帳簿や確定申告に力を入れると損を減らせますが、利益になるわけではありません。そのため、損はしないようにささっと済ませたいものです。そこで便利なのが会計ソフトです。このページでは、おすすめの会計ソフト（クラウド）を紹介します。

会計ソフト、特にクラウドソフトが便利な理由

まず会計ソフトを利用する理由についてですが、以下のような理由が挙げられます。

単純に、手書きやエクセルで管理するよりも圧倒的に便利です。また会計ソフトには大きく分けて以下の二種類があります。

今から会計ソフトを使用するならクラウド型がおすすめで、その理由は以下です。

もっとも大きなメリットとしては、クレジットカードやインターネットバンキングと連動させられることでしょう。ソフトウェア型だとデータを見ながら手入力したり、CSVファイルをダウンロードして読み込む必要があります。

クラウド型はオンライン上で連動できるので、その方が効率的です。

ソフトウェア型とクラウド型の比較を表にしたものが以下です。

おすすめの会計ソフトは3種類（4種類）あります。やよい会計のみ青色申告と白色申告でソフトが分かれているので、カッコ書きにしています。各会計ソフトについてまとめた表は以下です。

マネーフォワードクラウド確定申告（旧MFクラウド確定申告）	年間費：9,504円（税込）～無料条件：年間仕訳件数50件以内（件数が増えたタイミングで有料プランに変更することが可能）特徴：無駄な機能が少なくシンプル対応申告：青色申告、白色申告
freee	年間費：10,584円（税込）～無料期間：1ヶ月（その後も無料で使用できるがデータの保存期間が1ヶ月のみとなる）特徴：補助機能が多く、簿記知識がない方におすすめ対応申告：青色申告、白色申告
やよいの青色申告オンライン	年間費：8,640円（税込）～無料期間：1年対応申告：青色申告
やよいの白色申告オンライン	年間費：0円～（サポート有の場合年間8,640円（税込））特徴：青色申告用に比べると必要ない機能が削られていてシンプル対応申告：白色申告

「マネーフォワードクラウド確定申告」と「freee」は青色申告、白色申告の両方に対応しています。「やよい」は青色申告と白色申告でソフトが分かれています。個人的には、白色申告なら「やよいの白色申告オンライン」、青色申告なら「マネーフォワードクラウド確定申告」が良いかなと思います。

ただし簿記の知識や好みによって最適なソフトは変わってくるでしょう。どのソフトも無料で試してみることができるので、とりあえず試してみて、気に入ったソフトを使い続けるのが一番おすすめです。

また会計ソフトは今回紹介したもの以外にもいろいろありますが、上記の4種類の中から選ぶことを推奨します。理由としては、利用者が多く人気のソフトを使用した方が、サービスが停止される可能性が低く長く使えるからです。あえてマイナーなソフトを使用するメリットはないはずです。

単純に人気のサービスには人気になるだけのクオリティがあり、使いやすく便利だということもあります。会計ソフトに関しては王道のものを使用しておけば間違いありません。

会計ソフトは絶対に導入しなければならないものではなく、エクセルなどで帳簿や確定申告を乗り切っている方もいるでしょう。しかし、会計ソフトを導入した方が楽で、また数字が合わないなどの間違いも少ないです。数年フリーランスを経験している方であれば、だいたいは会計ソフトを導入しているかと思います。

もちろん会計ソフトを導入したからといって全部簡単にできるわけではなくて、ある程度情報収集したり慣れたりする必要はあります。それでもしばらく経てば会計ソフトのありがたみがよくわかり、多少お金をかけてでも導入した価値は極めて高かったと思えることでしょう。

会計ソフトはある程度コストがかかりますが、負担が大きいような金額ではないはずです。無料で使用できる期間もあり、かかっても月に数百円～数千円程度になります。数千円かかるのは機能追加した場合で、普通に使えばだいたい月1,000円くらいでしょう。

帳簿や確定申告を会計ソフトなしでやろうとすると明らかに時間がかかるので、費用対効果的に考えると会計ソフトを導入した方がお得です。会計ソフトがないと確定申告時期はもちろん日々の時間も無駄になり、計算してみるとおそらく1,000円に対して数時間は使うことになるはずです。

1,000円のために何時間も無駄にするのはもったいないので、それなら会計ソフトを導入して、その分本業に時間をかけた方が良いでしょう。

今回ご紹介した会計ソフトは以下です。