もっとお金が欲しい、金銭面で将来が不安だ、今の時代真面目に働いているだけだとヤバいって本当?などなど、日々お金に悩まされている方は多いはずです。選択肢が増えた分格差は広がっており、今後も格差は是正されるどころかより広がっていくと思われます。
結局のところ、行動した人は金銭的余裕が生まれる可能性が高く、逆に行動しないと困窮する可能性が高いです。一昔前はとにかく会社で頑張れば出世して稼げる時代だったかもしれませんが、今はそうでもありません。
とにかく思考停止状態でがむしゃらに働くのではなく、なるべく効率的な方法を探し、そこに向かって行動し続けることで稼げます。とはいえ、目先の怪しいビジネスに飛びつくべきではありませんし、そんなことをしてもかえって損をする確率の方が高いでしょう。
万が一それで成功できたとしても、一時的なものです。では、どのような戦略で収入アップを目指せば良いのでしょうか。
スキルの身に付く副業を始める!
今さらですが、会社でがむしゃらに働けば何とかなるような時代ではなくなっています。かなり運が良ければ今の会社で一生満足のいく年収、待遇で過ごせるかもしれません。しかしそれは運任せで、都合よくいかなかったときに困ります。
会社の業績が伸び続けるとは限りませんし、仮に会社が伸びていても自分がいつ戦力外通告を受けるかはわかりません。つぶしの利くスキルを身に付けると言っても、転職市場においてはどうしても年を取れば取るほど不利になります。
そこでおすすめなのが、個人で稼げるスキルの身に付く副業を始めることです。転職して仕事を変えなくても副業から始められ、なおかつスキルアップに伴い収入は伸びていきます。本業の収入を超えるのも夢ではないでしょう。
プログラミングをおすすめする理由
スキルが身に付いて、なおかつ副業から始められるビジネスはいろいろあります。たとえば、以下のようなものが挙げられるでしょう。
- せどり
- マルチ商法
- 投資
- ライティング
- プログラミング
他にも自分の特技を売るようなやり方があるため、実際のところ副業は無限にあります。しかしたとえばイラストを売ったり人の相談に乗ってお金を稼ぐような方法は、特殊なスキルや性格を持っていないと難しいです。
誰でも努力することで参入しやすいものは上記のものになります。結論的にはプログラミングをもっともおすすめしているのですが、その前になぜ他のものはおすすめでないのか、どういった点に問題があるのか、ということを解説します。
もともとプログラミングが好きな人は迷わずプログラミングを選択すれば良いのですが、ほとんどの人は「プログラミングの勉強するの面倒だな」「もっと楽に稼げる方法があるなら勉強したくないんだけど」「社会人になってまで勉強かよ」と不満を持っているかと思います。
なので、以下は消去法的にプログラミングがベストだという話になります。個人的にはプログラミングを好きで楽しく学んでほしいところですが、好きになるのは後で良いかと思います。とりあえずメリットとデメリットを比較していくと副業に最適ということですね。
あまりおすすめしない副業たち(せどり、マルチ商法、投資)
まずせどりは立派なビジネスではありますが、大きく稼ぐのは難しく、はっきり言って面倒臭さもあります。安く仕入れて高く売るためにいろいろな商品を見て判断するスキルが身に付くのは良いのですが、梱包したり発送したり副業でやるには面倒くさすぎるでしょう。
また残念ながら波があり、狙い目の商品が見つからないことも多々あります。そして、販売システムが整えば整うほど仲介者は不要になるので、今後なくなっていくビジネスと思われます。今からあえてせどりを選ぶメリットはあまりないです。
マルチ商法について否定するつもりはありませんが、本当に良いと思えないものを人に売りつけるのは気が引けるのではないでしょうか。それに簡単に売れるわけでもありません。「稼ぐのは大変なんだ」「友達を失ってでも売って売って売りまくって稼いでやる」といった反論があるかもしれませんが、マルチ商法をやらなくても稼げる術は他にあります。
なので、あえてマルチ商法を選ぶこともないでしょう。投資については金銭的に余裕のある人にはおすすめですが、安易に手を出すとむしろマイナスになります。私自身FXで損をしたこともあります。
結局損失分は取り返したので良かったのですが、お金が増えた減ったと一喜一憂するような状況ではやらない方が良いでしょう。「まあなくなったらなくなったでいいや」「増えたらラッキー」くらいの余剰資金でトライすることをおすすめします。
余剰資金がないのなら、まだ投資は辞めた方が良いと思います。
ライティングはそこそこおすすめ
プログラミングの前にライティングの話になってしまいましたが、ライティングはそこそこおすすめです。というのも、気軽に始めやすく、特にリスクもないからです。必要なのは自分の時間と労力だけです。
ただし、プログラミングに比べると単価が低いという欠点があります。継続していれば1文字1円~2円(時給換算で頑張れば3,000円くらい)にはなるのですが、そこまでいくのも大変です。最初は1文字0.1円~0.5円程度で、1円に満たずに辞めてしまう人が多いです。
結果的に時給1,000円も稼げなかった、ということが多々あります。もともと文章を書くのが好きで、単価が低くても継続できる、もしくは何かしらの専門分野があり、高単価のライティング案件を受注できそう、といった方にはおすすめです。
そうでない場合はあまり高単価は期待できないため、プログラミングの方がおすすめということです。話がややこしくなって恐縮なのですが、プログラミングのスキルが上がるとライティングの単価が上がる、という点をお伝えしておきます。
実際私自身フリーランスエンジニアとしてIT系のライティング案件を受注することがあるのですが、文字単価は2円~3円程度(時給換算で5,000円~10,000円くらい)です。専門性が高いと単価が上がり、なおかつ得意分野なら短時間で執筆できます。
専門性がないままライティングだけをやるのは微妙ですが、需要の高い専門分野を持っている方にはおすすめです。まだ何も専門性がないという方は、先にプログラミングを勉強して、ついでにライティング案件を受注するのも良いかもしれません。
プログラミングはおすすめ
プログラミングは勉強すればするほどスキルアップでき、当然投資のようなリスクもありません。そして上で説明した通りライティングよりも単価が高く、ついでに言えばプログラミングスキルが上がればライティングの単価も上がるということでした。
専門性がないままライティングだけを続けて単価を上げるのは難しいです。現状プログラミング未経験の方は案件を受注するのは難しいと思われるかもしれませんが、本業と並行しながら数週間~1ヵ月程度の勉強で十分受注できるレベルになります。
ただし最初のうちは単価の低い案件で、おそらく時給換算で1,000円以下になるでしょう。途中で詰まったりすれば、500円以下の時給になってしまうかもしれません。しかし仕事を通してスキルアップしていくことが可能で、スキルが上がれば受注できる案件のレベルも上がっていきます。
ライティングの場合も執筆速度が上がってなおかつ単価も少し上がるので最初よりも稼げるようにはなりますが、プログラミングの方が劇的に単価が上がります。ただでさえ時間がなくて忙しい社会人がどうせやるなら、スキルアップもできて単価が上がる副業の方が一石二鳥で良いでしょう。
プログラミングの勉強方法や仕事の受注方法は?
副業にはプログラミングがローリスクハイリターン、なおかつスキルアップに伴い単価がアップするという点でおすすめということでしたが、ここで「じゃあどうやってそのプログラミングを勉強すればいいの?」「仕事はどうやって受注すればいいの?」という疑問が出てくるでしょう。
プログラミングの勉強を始める前にやるべきことと、プログラミングの勉強方法についてはそれぞれ以下の記事で解説しています。
仕事の受注方法については、以下の記事で紹介しています。
プログラミングの仕事を受注したい!便利なサイトや仕事獲得の流れ
また勉強と仕事のバランスについてですが、基本的には同時進行がおすすめです。ただし、最初の基本に関しては勉強に集中した方が良いでしょう。
基本が身に付いている場合は仕事を通してスキルアップすることが可能で、その経験が次の案件を受注するための実績、実力になっていきます。かなり一石二鳥な副業です。